動的平衡とホリスティック
こんにちは、maiです。
突然ですが、私は魂とか宇宙の法則とかスピリチュアルなことが好きです。
それと同時に、科学も大好きです。
特に生物学。
臓器、消化吸収、酵素、細胞、情報伝達物質、DNA、、、
精神世界と科学
相反する2つですが、科学を追求すればする程、スピなパワーを感じる。
(科学者ではないのですが。笑)
福岡伸一先生という生物学者の著書が好きで何冊か読んだのですが、その中には「動的平衡」という言葉が何度も出てきます。
私達生き物は当たり前ですが細胞の集まりです。
食べ物を食べ、消化吸収し、身体をつくり、エネルギーを作り出しています。
常に細胞は入れ替わり、代謝しています。
細胞レベルで考えると、今日の私は昨日の私ではありません。
古い細胞だけではありません。
作られたばかりの細胞さえも壊され、代謝しています。
そうやって生き物は身体を維持しています。
効率が悪く、無駄に思えますが、何故?
ガン化した細胞から身体を守るため。
そうやって細胞たちは私達が何も意識しなくても、常に働き、生命活動を維持してくれています。
どんなに自己肯定感が低くても。
死にたいって頭で考えていても。
身体の細胞たちは、自分自信を愛し、常に働いてくれています。
ちょっと話がずれましたが、
福岡伸一先生の本を読むと、生き物というのは、本当に巧妙に作られていることが分かります。
知れば知るほど、これは人工的に操ることの出来ない、
まさに神がかっている。笑
つまり、私達生き物の身体は、神がかっているほどの生きる力、治癒力というものを内に秘めているのです。
何故こんな話をしたのかというと。
ホリスティック療法とは、
まさにこの自然治癒力に働きかけるもの。
身体が本来もっている免疫力を刺激したり、免疫が正しく働くために身体を整えたり、
身体に優しい治療方法なのです。
人間の医療では、鍼灸や漢方など、今ではそんなに珍しいものではなくなってきていますが、
犬や猫などのペットにも
同じように、あるのです。
自分ちのペットが具合悪くなったら、動物病院に連れて行くと思います。
そこで獣医さんから処方される薬を飲む。
それはもちろん間違ってはいませんが、
ペットが下痢した。動物病院でもらった薬を飲んだら治った。
ペットの皮膚が赤くて痒そう。動物病院で痒み止めの飲み薬とステロイドの塗り薬をもらった。飲んで塗ったら治った。
これで終わりにしてませんか??
「うちの子は生まれつきお腹壊しやすい体質なの」
「うちの子は皮膚が弱いの」
遺伝的に皮膚病になりやすい犬種だったり、
神経質な性格の犬種でお腹壊しやすかったり、
ありますよね?
じゃぁ、病気になったらそのたんびに病院に行って薬を飲ませるの?
それでは、根本の原因は何も解決されていません。
(繰り返す下痢嘔吐は膵炎の可能性もあるので、検査して下さいね。)
【自然治癒力=免疫力を高める】
この大切さをたくさんの飼い主さんに知って欲しい。
私は看護師であって獣医ではありません。
病気を治しますよとは言えません。
けれど、看護師の視点でしか気づけないこと、
私だから感じれること、
動物たちの為に、たくさんの人に知ってもらいたい、シェアしたいことが頭の中でぐるぐる。
話があまりまとまっていませんが、
これからこのブログを通して、動物医療について向き合っていけたらなと思います。
お付き合い下さい。
mai